2010-07-28

iPad で Apple 提供の開発者向けドキュメントを読む

追記@2010-12-18

ここに書いたよりもっと良い方法が提供された。以下の記事を参照のこと。

今のところ、提供されているのは(膨大な ADC ドキュメントのうち)ごく一部だけど。

まずは PDF で読んでみる

GoodReader で PDF 版をそのまま表示させた場合

iPadに雑誌のPDFなんかを詰め込んでいたときに、Apple が提供する開発者向けのドキュメント(以前は、ADCドキュメントって呼んでいたんだけど、今はどう呼ぶべきだろう?)も、iPad に詰められたら良いのに、と思った。実際のところ、PDF版が用意されているから、それを iBooks や GoodReader に詰めることはできる。ただ、この PDF 版は印刷向けに作られているから、iPad で読むには文字が小さい(→)。文字がつぶれているわけではないから読めなくはないが、長時間このサイズの文字を見続けるのはつらい。

GoodReader の Crop Margines を使用した場合

印刷用のためか、ADC の PDF は余白が大きく取られている(昔からの Apple ドキュメントの特徴だ)。これを除いて内容部分を拡大すれば文字は幾分大きくなる。ページをめくる度、いちいち拡大するのは面倒だが、GoodReader にはまさにそのための機能がある(version 2.8 になって追加された)。それが Crop Margines 。PDF の余白をトリミングし、その分内容を拡大表示してくれる。→ がその表示例。↑と同じドキュメント(の同じページ)を crop させたもの。かなり読みやすくなる。

(GoodReader for iPad の Help より)
If your file has large unnecessary page margins, you can get rid of them by cropping them out with this button. Set crop margins any way you like them. You can even define different crops for odd and even pages. Crop settings are memorized on per file basis.

実際、これはかなり優れものの機能だ。PDF ファイルのほとんどが印刷用にレイアウトされていることを思えば、むしろ必須と言えるかも。

もっと良い方法

実は PDF にこだわらなければ、そしてオンライン前提で良ければ、もっと良い方法がある。それは、iPad の Safari で Apple の Develper サイトのドキュメント(HTML版)を開くというもの。

いつからかわからないが、ここのドキュメントは iPad の Safari 対応になっている。Mac 等で開いたときに表示されるナビゲーションのための目次は、iPad のアプリを思わせるメニューになっていて、画面にはドキュメントの内容が一杯に表示される。文字サイズも iPad で読むのに適したサイズになっている。

どんな方法であれ一長一短があるのが世の習い。この方法も、ページをめくる代わりに縦スクロールと「Next」リンクを使わなければならない点がユーザ体験としては減点。また、Wi-Fi でしか使ったことがないから想像するしかないが、3G 回線では「Next」と「Previous」によるページ遷移で待たされるかもしれない。

HTMLでも十分にアプリが作れる

正直、HTML (+ CSS + JavaScript だろうな)でここまでできる(ポップオーバーなメニューとか)とは思ってもみなかった。もうほとんど電子ブックアプリと変わらないユーザ体験を実現している。iPad 専用が前提なら、コンテンツのサイズを調整して縦スクロールをなくすこともできるだろうし、ローカルにコンテンツを持つのであればオフラインでも使える。Apple はもっとこういうこと(Safari と HTML でここまでできる)をアピールすべきだろう。

ちなみに、2010年7月28日時点で、上記のドキュメントは iPhone 対応にはなっていない。少なくとも 3GS では Mac で開いたときと同じように表示される。ちょっと残念。

このブログも iPad 対応にしないとな。ま、そのうち、そのうち。

関連リンク

関連記事

0 件のコメント:

コメントを投稿