Xcode でファイルを新規作成すると、ファイルの先頭のコメントとしてファイル名やプロジェクト名とともに (1) Created by ...
と (2) Copyright ...
の 2 行も自動的に書き込まれる。このとき、(1) にはユーザ名らしきものが、(2) には会社名らしきものが入る。これらはどこから引っぱってきてるのだろう?
(2) の方は簡単に見つけることができた。これはアドレスブックにある「自分」カードの「会社名」だった。ちなみに「自分」カードは、名前欄の左のアイコンがカードではなく人の影になっているもの。わかりにくければメニューから「カード」>「自分のカードを表示」で表示できる。さらにちなみに、「自分」カードを変更するには、「自分」にしたいカードを選んでメニューから「カード」>「自分のカードにする」を選べば良い。
一方、(1) の方は見つけにくかった。ログインユーザのユーザ ID でもない。またアドレスブックとも関係ない。「自分」カードをいくら書き変えても、Created by ...
はまったく変化しない。いったいどこの情報を見ているのか……。
答えは、「システム環境設定.app」の「アカウント」だった。ログインしているアカウントのフルネームが (1) でユーザ名として使われる。ちなみに、このフルネームは、Mac の初期設定時に(管理者ユーザとして)作ったユーザなら、そのときに入力した名前が使われている(ユーザ ID とは違う)。漢字で氏名を入力していれば、ここも漢字になっている(で (1) のユーザ名も漢字で入っているはず)。
このフルネームは、ユーザ ID とひもづいているものの、ユーザ ID そのものではないため、初期設定後も自由に変更可能だ。「ソースコードは公開したいけど、実名はイヤ」という場合は、このフルネームをあらかじめ公開しても良いものに変更しておくと良い。今なら twitter のユーザ名や、Google アカウントあたりかな。
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