2010-11-12

Apple TV、買った

Apple TV をリンゴマークを使って「tv」のように表記するのは良いけれど、これ Mac (と iOS デバイス) 以外で見ている人にはきちんと表示されないだろうな。Apple のサイトでもテキストには「Apple TV」と書いてある。「tv」という表記にはすべて画像が使われている。その画像を真似て、ロゴを作ってみた。フォントは Lucida Grande。同サイズだとリンゴマークが大きいので「tv」のサイズを大きくして調整。ほぼ Apple のサイトにある画像と同じになった。少し、「tv」の文字が細いかな。

さて、tv の国内販売開始について知ったのが昨日の夜(22:15 ごろ)。同時に iTunes Store で「映画」の販売・レンタルが開始されたことも知った。

iTunes を開き、Store を覗くと、もう「映画」というカテゴリができていた。最近のものから、古い(マニアックな)ものまで、結構、数も揃っているように見えた。試聴(予告編と呼ばれている)もできて、しかも 3 分と長い。iMac (の iTunes) で見るうち、「ああ、やっぱ TV の方で見たいわ」と思ってしまった。さらに……

tv を買えば TV に映せるよな」
「む? 円高のおかげで ¥8,800.- なのか」
「お! Apple Store で 24 時間以内に出荷になってる。」
「あ! ポチっちゃった」

そろそろ 24 時間たつけど、まだ「出荷のお知らせ」は届かない。届くのは早くても日曜(2010-11-14)かな。

追記@2010-11-17:
届いたのは 2010-11-13。設置と第一印象についてはこちら → 「Apple TV、届いた!

ライバルは PlayStation®Store

ウチの TV には PS3 がつながっているので、PlayStation®Store でのビデオ販売・レンタルを利用している。始まった当初はアニメが数本という程度だったが、ゆっくりとその数が充実するとともに映画の配信も始まり「これはこれで良いかも」とそこそこ楽しんでいた。もっとコンテンツの幅(ジャンルという意味)を増やして欲しいとか、コンテンツによってはセル(販売)しかないってどういうことだとか、新しいものはともかく古いのはもう少し安くても良いんじゃないかとか、少々の不満はあってもネット配信の手軽さは魅力的だ。

実を言えば、PlayStation®Store で実際に体験するまでは映像配信に関しては懐疑的だった。その理由は 2 つ。(1) 映像の容量(とくに HD のそれ)に対してネットワークの速度(と帯域)が不足していると思っていたこと、(2) 映像を大量に保存するにはローカル(個人が用意できるという意味)のストレージの容量が不足していると思っていたこと。

とくに (1) のネットワーク速度(と帯域)が不足する(はず)という思いは強かった。光だ何だと言ったところで、しょせんは皆で分け合う方式。利用者が増えれば、コンテンツが大きくなればいつだって不足するのだ。そういう思い込みが強いから、そこにギガバイトクラスのデータを流すサービスはなかなか信用することができない。

だから、PS3 という「すでにそこにあるきっかけ」がなかったら、映像配信サービスを利用してみようとは思わなかったはずだ。ゲームのために買い、TV とネットワークにつないだ。その環境はそのまま映像配信にも使えるものだった。気付けば、もうボタンを押すだけで映像配信を体験できるようになっていたのだ。

そして、実際に体験してみると、現状のネットワーク速度(帯域)も十分に対応できることがわかった。

というのも、映像データの場合、30 分のデータだとして、その全体を一度に必要とするわけではない。PlayStation®Store の場合、PS3 でデータを受信しつつ再生することができるため、最初の数分間分のデータが受信できていれば十分なのだ。何も数百メガ、数ギガのデータがすべてダウンロードできるまで TV の前でボーっと待っている必要はないのだ。

わかってしまえば当たり前のことなんだけどね。

また、配信によるレンタルという形式に慣れてしまうと、わざわざセル(販売)コンテンツが必要だとは思えなくなる。同じ映画をそうしょっちゅう観るものでもないからね。ストレージもそれほど必要ではないってことだ。実際、ウチの初代の PS3 (HDD は 60GB) で外付けの増設 HDD も付けていないが、レンタル中心なので困ったことはない。

見終わった後で、せっかくダウンロードした数百メガ、数ギガを削除するときには「もったいないなあ」と思うけどね。まあ、それはわたしがオールドタイプってことだろう。

予告編だけでも楽しそう

話を tv に戻そう。すでに PS3 で映像配信を(そこそこ)楽しめているのに、今さら tv を買おうと思ったのはなぜか? 実は予告編(プレビュー)の長さだ。

PlayStation®Store に対する不満の 1 つにプレビューできないことが挙げられる。iTunes Store ではそれができる。それも 3 分だ。3 分と言えばそこそこ長い。ちょっとしたヒマつぶしに最適じゃないだろうか?

予告編だけを次々に見ていくのも楽しそうだと思った。それが tv を買った理由だ。いや、コンテンツもそこそこ豊富そうだから、レンタルするのも楽しみだけどさ。

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