2010-11-23

iOS アップデート (→ 4.2.1)

一度延期になってしまったが、ようやく iOS のアップデートが来た。早速、iPad、iPhone 3GS、iPod touch (4th)、そして iPhone 3G の順にアップデートを行った。

AirPlay や AirPrint といった新機能もあるけれど、今回のアップデートの肝はなんといっても、iPad と他の iOS デバイスの OS が統合されたことだ。両方を使っていて、微妙な差異にイライラさせられることがなくなる(フォルダとかタスク切り替えとか)。アプリを開発するときにも、現行の OS のバージョンがいくつもあるというのは面倒が多い。

iOS 4.2.1 上の Safari のユーザエージェント

以前にも使った簡単な CGI プログラムで各実機が使うユーザエージェントを調べてみた。

Apple 製デバイスの OS のバージョンとユーザエージェント文字列の対応
Device OS User-Agent
Mac Snow Leopard 10.6.5 (10H574) Mozilla/5.0 (Macintosh; U; Intel Mac OS X 10_6_5; ja-jp) AppleWebKit/533.19.4 (KHTML, like Gecko) Version/5.0.3 Safari/533.19.4
iPhone 3G iOS 4.2.1 (8C148) Mozilla/5.0 (iPhone; U; CPU iPhone OS 4_2_1 like Mac OS X; en-us) AppleWebKit/533.17.9 (KHTML, like Gecko) Version/5.0.2 Mobile/8C148 Safari/6533.18.5
iPhone 3GS iOS 4.2.1 (8C148a) Mozilla/5.0 (iPhone; U; CPU iPhone OS 4_2_1 like Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/533.17.9 (KHTML, like Gecko) Version/5.0.2 Mobile/8C148a Safari/6533.18.5
iPad iOS 4.2.1 (8C148) Mozilla/5.0 (iPad; U; CPU OS 4_2_1 like Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/533.17.9 (KHTML, like Gecko) Version/5.0.2 Mobile/8C148 Safari/6533.18.5
iPod touch (4th) iOS 4.2.1 (8C148) Mozilla/5.0 (iPod; U; CPU iPhone OS 4_2_1 like Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/533.17.9 (KHTML, like Gecko) Version/5.0.2 Mobile/8C148 Safari/6533.18.5

すぐに気付くことは、Mac 用の Safari のバージョンが一番高い(5.0.3)こと。WebKit のバージョンもやはり Mac 用のものが新しい(533.19.4)。意外だったのは、iPhone 3GS だけ OS の番号(ビルド番号かな)が異なっているということだ。3GS のみ 8C148a と末尾に a が付いている。他の iOS デバイスはすべて 8C148 だ。

ともあれ、このアップデートで、ようやく iPad の Safari と他の iOS デバイスの Safari が同じバージョンになった。これまでは、iPad の方が少し古く、CSS3 のサポート状況に若干の違いがあったのだ(→「ウェブページのスタイルを iPad に最適化する方法」参照)。今後のアップデートは足並みを揃えてもらいたいものだ。

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